中部の食ガイド
名古屋めし · 加賀料理 · 飛騨牛
中部は日本の地理的な中心に位置し、東の東京と西の大阪を結んでいます。愛知、岐阜、静岡、長野、新潟、富山、石川、福井、山梨の9県にまたがり、これほど多彩な食を持つ地域は日本でもそう多くありません。
食文化を形づくっているのは地形です。日本アルプスが地域をはっきりと分け、太平洋沿岸の県では新鮮な魚介と穏やかな冬に恵まれています。内陸の山間部では、ボリュームのある料理や保存食、発酵食品が発達しました。日本海沿岸では、国内でも指折りのカニと米がとれます。
中部の食文化の中心となるのは、何といっても2つの都市です。名古屋は味噌を効かせた力強い名古屋めしで先頭に立ち、金沢は洗練された優雅な加賀料理の伝統で続きます。この2つは、日本の中央部の料理の対照的な2つの顔を表しています。一方はにぎやかで気前がよく、もう一方は静かで緻密です。
この完全ガイドでは、中部の代表的な料理と、それが生まれた街を紹介します。そして、日本の中央部が普段受けている以上に食好きの注目に値する理由を説明します。
中部の食の基本情報
| 地域: | 中部(日本の中央部) |
|---|---|
| 県: | 愛知、岐阜、静岡、長野、新潟、富山、石川、福井、山梨 |
| 主な都市: | 名古屋、金沢、高山、静岡、新潟 |
| 有名な料理: | 名古屋めし、加賀料理、飛騨牛、うな重 |
| 代表的な味: | 名古屋は八丁味噌、金沢はだしを生かした上品な味 |
| 食文化のキーワード: | 名古屋めし:名古屋が誇る地元の食文化 |
| 有名な食材: | 八丁味噌、飛騨牛、うなぎ、越前がに、コシヒカリ |
中部の料理が個性的な理由
日本でこれほど食の対比に富んだ地域はほかにありません。中部の食は、名古屋の濃厚でうま味の強い味噌料理から、金沢の繊細な懐石のコースまで幅広くそろっています。岐阜の山村では、葉で包んだ素朴な寿司が作られます。静岡の沿岸部では、上質なうなぎを炭火で焼きます。新潟では、冷たくミネラル豊富な水で、日本で最も名高い米が育ちます。
最も際立っているのは名古屋の食です。名古屋の人々は自分たちの料理に強い誇りを持ち、それを名古屋めしと呼びます。この言葉は、この地域ならではの味噌を使った料理群全体を指しています。杉の桶で最長3年熟成させる八丁味噌が、名古屋の食の個性を決定づけています。日本のほかの地域で使われる味噌より色が濃く、濃厚で、複雑な味わいです。
金沢の食は正反対の方向に進みます。金沢は400年にわたる武家文化と茶道の伝統を受け継いでいます。金沢の料理人は、控えめさ、旬の食材、優雅な盛り付けを大切にします。その結果生まれたのが加賀料理で、現在は国の無形文化財として登録されている食の伝統です。
この2つの極の間で、日本の中央部の料理は驚くほどの多様性を見せます。山間部では発酵や漬物によって食べ物を保存し、沿岸部では洗練された魚料理の伝統が育ちました。古くからの交易路沿いという地理的な位置が、全国各地から食材や技術をもたらしました。
ぜひ味わいたい中部の名物料理
中部は、日本を代表するご当地料理をいくつも生み出してきました。その多くは名古屋や金沢で生まれましたが、どの県にも個性的な名物があります。
名古屋めし
名古屋めしとは、名古屋の食文化を特徴づける料理群のことです。「名古屋の食べ物」を意味する言葉で、地元の人々は心からの誇りを込めてこう呼びます。いくつかの料理が、この伝統の柱になっています。
その筆頭が味噌カツです。厚い豚カツをきつね色にカリッと揚げ、その上から濃厚な八丁味噌のタレをたっぷりとかけます。タレはとろりとして甘く、深いうま味があります。実際、東京で見かけるさらりとしたソースとはまったく違う味です。半信半疑で注文した旅行者が、食べ終わる頃にはすっかりファンになっていることもよくあります。
ひつまぶしも、名古屋の料理の中で名高い一品です。うなぎを炭火で焼いて刻み、漆塗りのおひつに入ったご飯の上に並べます。食べ方は3通りで、まずはそのまま、次にわさびや海苔などの薬味を添えて、最後にだしをかけてお茶漬けのようにして味わいます。この食べ方によって、日本の中央部の料理の中でも特に参加型で記憶に残る食体験になっています。
同様に、味噌煮込みうどんは、太く平たいうどんを、鶏肉、卵、野菜と一緒に、ぐつぐつと煮立つ土鍋の八丁味噌のスープで煮込んだ料理です。スープは食事の間ずっと熱々のままで、名古屋の食の中でも特に体が温まるボリュームのある一品です。
そして締めくくりは手羽先です。甘じょっぱく辛みのあるタレで味付けし、パリッと揚げて丸ごと出されます。名古屋のどの居酒屋にもある定番で、名古屋めしの食事の締めにぴったりです。
加賀料理
加賀料理は、金沢の食文化の頂点ともいえる存在です。封建時代の日本で特に豊かだった加賀藩の城下町で発展しました。この地の料理人は、武家の格式、茶道の美意識、そして優れた地元の食材を組み合わせた料理を築き上げました。
食卓のあらゆる要素に意味があります。九谷焼の器や輪島塗の漆器が一皿一皿を引き立てます。主役は地元の食材で、日本海の冬のブリ、れんこんや赤い里芋などの加賀野菜、そしてすべてをまとめる風味豊かなだしが使われます。その結果、日本の中央部でほかにない食の体験が生まれます。
飛騨牛
飛騨牛は、岐阜県の山間部で育てられます。農家は飛騨高地の澄んだ山の空気の中で、但馬系の和牛を育てています。その結果、見事な霜降り、バターのような食感、そしてより有名な日本の牛肉ブランドにも匹敵するうま味の深さを持つ牛肉が生まれます。高山の古い町並みには、飛騨牛を鉄板焼き、すき焼き、寿司で出す店がたくさんあります。
うな重
うな重は、静岡県で最高の姿を見せます。漆塗りの重箱に入ったご飯の上にうなぎをのせた料理です。この地域は、日本有数のうなぎの養殖地である大井川沿いに位置しています。静岡の料理人は関東風でうなぎを焼きます。まずうなぎを蒸してから炭火で焼くことで、ふんわりと繊細な食感に仕上げます。香ばしい炭火の香りと、タレのしみたご飯の上のなめらかなうなぎの組み合わせは、この中部の食ガイドの中でも大きな楽しみのひとつです。
かぶら寿司
かぶら寿司は、金沢を代表する個性的な冬の味のひとつです。大きなかぶを横に切り、その間に塩漬けのブリの薄切りをはさみます。これを麹と一緒に木の樽に詰め、数日間発酵させると、かぶはやわらかくなり、魚はほどよく熟成し、麹が日本のほかの発酵食品にはない複雑な甘酸っぱい風味を生み出します。冬だけ、そして金沢だけで味わえる一品です。
朴葉すし
朴葉すしは、岐阜県の山村に伝わる料理です。季節の具をのせた酢飯を、大きな乾燥させた朴葉の上に置きます。具には季節に応じて、漬物、マス、きのこなどが使われます。葉がご飯を包む天然の容器となり、そのほのかな香りが中の料理にやさしく移ります。朴葉すしは、日本の中央部の山の料理の中でも特に独創的で美しいものです。
富士宮やきそば
富士宮やきそばは、日本で特に名高いご当地の麺料理のひとつです。注目すべきは、太くコシのある麺がすべて地元の1社の製麺所で作られていることです。この麺を、鉄板で豚肉、キャベツ、うま味のあるソースと一緒に炒めます。仕上げにかけるいわしの削り粉が、この料理ならではの深みのある風味を生み出します。富士山のふもとの富士宮市には、この料理を目当てに毎年全国から人々が訪れます。
豊橋カレーうどん
豊橋カレーうどんは、愛知県豊橋市の名物です。白いご飯の上に、太いうどん、カレースープ、ひき肉、うずらの卵を重ねた料理です。ご飯はうどんの下に隠れていて、食べ進めるうちにカレーを吸い込みます。この巧みな重ね方によって、中部の食ガイド全体の中でも特に満足度が高く独創的な料理になっています。
中部で味わいたい料理
中部の有名な食材
日本の中央部の料理を特徴づける食材は、この地域の驚くほど幅広い地理を映し出しています。
八丁味噌:名古屋を決定づける食材
八丁味噌は、名古屋で最も重要な食材です。この色の濃い豆味噌は、大きな杉の桶で最長3年熟成させます。濃厚でほのかな苦みがあり、強いうま味を持つ、深く複雑な味わいに育ちます。名古屋の料理人は、味噌煮込みうどんから味噌おでんまで、さまざまな料理にこれを使います。名古屋の食を八丁味噌ほどよく表す食材はありません。
飛騨牛:岐阜の隠れた和牛の逸品
岐阜県の飛騨牛は、日本有数の和牛です。山の農家が、澄んだ高原の空気の中で良質な飼料を与えて育てます。肉にはきめ細かく均一な霜降りが入り、バターのように口の中でとろける食感になります。神戸牛ほど国際的には知られていませんが、多くの食の専門家は同じくらい素晴らしいと評価しています。
うなぎ:静岡と愛知の誇り
静岡県と愛知県のうなぎは、日本のうなぎ市場の多くを支えています。太平洋沿岸の温暖な川の環境が、身が厚く脂ののった風味豊かなうなぎを育てます。名古屋と静岡は「日本のうなぎの都」の座を激しく競い合っており、どちらの街にも素晴らしいうな重やひつまぶしの店があります。
コシヒカリ:新潟の黄金の基準
新潟県産のコシヒカリは、日本の米の品質の基準となっています。山からの雪解け水が流れ込む田んぼで、冷たくミネラル豊富な水を使って育てられ、粒がしっかりとしてつやがあり、香り高い米になります。そのため新潟のコシヒカリは高値で取引され、日本中で高く評価されています。
越前がに:福井の冬の宝
福井県の越前がには、日本で特に珍重される冬の海の幸のひとつです。福井沖の冷たい日本海で、雄のズワイガニが漁獲されます。本物であることを保証するため、県は認定されたカニ1匹ごとに特別な黄色いタグを付けています。冬の間、福井の飲食店ではゆでガニ、刺身、鍋料理として提供されます。
加賀野菜:金沢の伝統野菜
加賀野菜は、何世紀にもわたって金沢周辺で栽培されてきた伝統的な在来品種の野菜の総称です。金時草、加賀れんこん、五郎島のかぶは、金沢の食文化に欠かせない食材です。これらの野菜は加賀料理の土台となり、現代の金沢の料理人と食の歴史をつないでいます。
中部の食文化の歴史
中部の食の歴史は、日本の地理的な交差点というこの地域の位置を映し出しています。
江戸時代、名古屋は日本で最も重要な街道網の中心にありました。東海道と中山道のどちらも、名古屋を通るかその近くを通っていました。その結果、名古屋は商業の一大拠点となりました。そして商人の文化が名古屋めしを発展させました。商人や職人の街を支える、ボリュームがあって満足感のある、気前のよい料理です。注目すべきは、今日の名古屋の食を決定づける八丁味噌が名古屋のすぐ東の岡崎で作られていることで、そこでは700年以上にわたって同じ方法で大豆が発酵されてきました。
金沢の食の歴史は別の道をたどります。加賀藩を治めた前田家は、武力の誇示よりも文化を重んじました。芸術家、職人、能楽師、茶人を金沢に招き、その庇護のもとで、漆器、陶磁器、染物とともに洗練された料理が花開く環境が生まれました。江戸時代には、金沢の食文化は今日の加賀料理を特徴づける深みと優雅さを備えるようになっていました。
岐阜と長野の山間部では、孤立した環境によって独自の食の伝統が育まれました。日本アルプスの集落では、発酵や漬物によって魚や野菜を保存しました。朴葉すし、かぶら寿司、山菜の漬物は、いずれもこの実用的な伝統を映しています。必要から始まったものが、心からの食の誇りになったのです。
新潟は米とともに発展しました。日本でも有数の広大な平坦な農業地帯である越後平野では、優れた米を大量に育てることができました。この農業の豊かさは、盛んな酒造業も支えました。現在の新潟は、すっきりとした辛口を意味する淡麗辛口の、日本でも指折りの繊細な日本酒を造っています。
中部のグルメの街

中部には、日本でも特に満足度の高いグルメの街がそろっています。街ごとにまったく異なる体験ができるので、じっくり時間をかけたグルメ旅に最適な地域です。
名古屋:名古屋めしの都
名古屋は日本で4番目に大きな都市で、名古屋めしの誇り高き本場です。名古屋の食文化は力強く自信に満ち、地元のアイデンティティと深く結びついています。名古屋の人々が味噌カツ、ひつまぶし、味噌煮込みうどん、手羽先を食べる頻度と熱意は、訪れた人にもすぐに伝わります。栄のアーケード商店街や大須のレトロな飲食街は、名古屋の食への最良の入り口です。ここには何十年も前に開業し、同じレシピを変えずに守り続けている店が多くあります。名古屋はまた、素晴らしいモーニング文化でも訪れる人を驚かせます。市内の喫茶店では、朝にコーヒーを注文すると、たっぷりのトースト、卵、サラダが無料でついてきます。この地域ならではの伝統です。
金沢:日本で最も見過ごされているグルメの街
金沢は、食の質で常に日本のトップクラスの都市に数えられますが、初めて訪れる人を今も驚かせます。美しい江戸時代の建築と、素晴らしい飲食店の驚くほどの集積が組み合わさった街です。金沢の食は、手の込んだ加賀料理の懐石コースから、気軽な金沢ラーメンや金沢カレーまで幅広くそろっています。「金沢の台所」として知られる屋根付きの近江町市場では、数十の店や小さな食堂で、最も新鮮な日本海の魚介を味わえます。冬に越前がにとかぶら寿司の季節が訪れると、街の食の風景は格別なものに変わります。
高山:山の料理の真髄
高山は、岐阜県の飛騨の山々の奥深くにあります。美しく保存された古い町並みは、日本の中央部の山の料理を探るのに最適な舞台です。飛騨牛は、寿司、串焼き、鉄板の上でジュージューと焼かれる姿など、あらゆる場所に登場します。宮川沿いの朝市では、新鮮な山菜、漬物、地元のおやつが売られています。さらに、やわらかな山の水で仕込まれた高山の地酒は、地元の料理と見事に合います。自然の美しさと食の質をこれほど見事に兼ね備えた街は、日本でもそう多くありません。
静岡:うなぎ、富士山、緑茶
静岡県は、名古屋と東京の間の太平洋沿岸に細長く延びています。富士山と緑茶という日本を象徴する2つのイメージに、素晴らしい食文化が加わります。静岡は日本のどの県よりも多くの緑茶を生産しており、その品質は日常の煎茶から高級な玉露や抹茶まで幅広くそろっています。うな重と富士宮やきそばは、静岡の食文化のまったく異なる2つの側面を表しています。一方は洗練された伝統の味、もう一方は気軽で地元に深く根付いた味です。
新潟:米、日本酒、日本海の海の幸
新潟は本州の北西岸で日本海に面しています。日本で最も名高い米を育て、素晴らしい日本酒を造っています。新潟の酒蔵は90以上とどの県よりも多く、この地域の淡麗辛口のスタイルは日本中で知られています。新潟沖の日本海では、寒い時期を通じて上質なズワイガニ、ブリ、カレイがとれます。新潟市の食の風景は、この素晴らしい魚介と地元の上質な米を合わせた寿司や丼が魅力で、東京の店にも引けをとりません。
中部グルメマップ

中部の食の地図は、この地域の劇的な地理的対比を映し出しています。中心にあるのは愛知で、名古屋は八丁味噌を軸に、日本でも特に個性的で誇り高い地元の食文化をけん引しています。北と西には石川と金沢があり、洗練された加賀料理、素晴らしい日本海の魚介、越前がにやかぶら寿司などの冬の味覚が楽しめます。岐阜の山深い内陸部では、高山や白川郷の歴史ある街並みで飛騨牛や葉で包んだ山の寿司が作られています。太平洋沿岸では、静岡が富士山のふもとの茶畑のそばで上質なうな重のうなぎを焼きます。北端の新潟は、寒く実り豊かな越後平野で、この地域の米と日本酒の文化を支えています。さらに、富山、福井、山梨、長野といった県も、それぞれの個性で日本の中央部の豊かな食文化を織りなしています。
中部が食好きにとって楽園である理由
中部は、日本のほかのほぼどの地域よりも、グルメ旅をする人に豊かに応えてくれます。その秘密は多様性です。朝は名古屋で味噌がたっぷりかかったカツ丼を食べ、午後には金沢に着いて市場で新鮮なカニと地元の寿司の昼食をとることができます。そして旅の締めくくりは高山で、たいていの国よりも古い木造の商家で、地元の酒蔵の酒を片手に、鉄板の上で焼ける飛騨牛を味わうのです。
日本の中央部の料理がこれほど魅力的なのは、ひとつのアイデンティティに収まらないからです。どの県も強い郷土愛をもって自らの伝統を守っています。名古屋めし、金沢の食、新潟の米文化、岐阜の山の料理は、同じ地域にありながらまるで別世界のようです。その違いを探ることが、楽しみの半分なのです。
日本の食文化を本格的に理解したい人にとって、中部は寄り道ではなく、欠かせない目的地です。
中部の料理をもっと知る
- 加賀料理:金沢の洗練された懐石の伝統。
- 飛騨牛:岐阜の山で育つ高級和牛。
- うな重:静岡の名高いうなぎの重箱。
- かぶら寿司:金沢を代表する冬の発酵寿司。
- 金沢カレー:濃厚でとろみのある金沢のカレー。
- 金沢ラーメン:日本海沿岸の濃厚な醤油ラーメン。
- 朴葉すし:岐阜の、葉で包んだ山の寿司。
- 富士宮やきそば:日本で最も有名なご当地焼きそば。
- 豊橋カレーうどん:愛知の、層になったカレーうどんの名物。
日本各地の郷土料理をもっと知る
日本の郷土料理は、気候、歴史、地元の食材によって大きく異なります。中部の食に興味を持ったら、日本のほかの地域の料理もぜひ探ってみてください。
- 北海道の食ガイド:日本の北の島の海の幸、ラーメン、乳製品。
- 東北の食ガイド:本州北部の体が温まる冬の料理。
- 関東の食ガイド:東京の活気ある食文化と有名な郷土料理。
- 関西の食ガイド:大阪の屋台グルメ、京都の懐石、神戸牛。
- 九州の食ガイド:濃厚なラーメン、新鮮な海の幸、南日本の味。
日本の郷土料理は、気候、歴史、地元の食材によって大きく異なります。中部の食に興味を持ったら、日本のほかの地域の料理もぜひ探ってみてください。
参考資料
- 名古屋市観光(https://www.nagoya-info.jp/en/)
- 金沢観光(https://www.kanazawa-tourism.com/eng/)
- 石川県観光(https://www.hot-ishikawa.jp/english/)
- 岐阜県の観光に関する情報を紹介しているウェブサイト(https://visitgifu.com/)
- 静岡県観光(https://helloshizuoka.jp/en/)
- 新潟観光(https://enjoyniigata.com/en/)
中部の食ガイド よくある質問
中部はどんな食べ物で有名ですか?
世界的に評価の高い飛騨牛、上質な新潟の米、濃厚な名古屋の味噌料理、そして日本海の新鮮な魚介類が生まれる地域です。
中部地方にはどの県が含まれますか?
愛知、岐阜、静岡、山梨、長野、新潟、富山、石川、福井の9県です。
名古屋めしとは何ですか?
名古屋の力強く濃い味わいの郷土料理のことで、赤味噌、パリッと揚げた手羽先、焼いたうなぎなどがよく登場します。
中部の料理は日本のほかの地域とどう違うのですか?
中部は東日本と西日本の架け橋です。愛知の濃厚で色の濃いタレと、石川の非常に洗練された繊細な魚料理の伝統をあわせ持っています。
味噌カツとは何ですか?どんな味噌を使うのですか?
衣をつけた豚カツを揚げ、色の濃い八丁味噌で作ったとろりとした甘辛いタレをたっぷりかけた料理です。
ひつまぶしとは何ですか?どうやって食べるのですか?
刻んだうなぎの蒲焼きをご飯にのせた料理です。そのまま、薬味(わさびやねぎ)を添えて、最後に熱いだしをかけて、という3通りで食べます。
きしめんとは何ですか?
小麦の生地を平たく延ばして作る、幅の広いリボンのような麺です。平たい麺は早くゆで上がり、うま味のある醤油ベースのつゆをよく絡めます。
手羽先とは何ですか?なぜ名古屋で有名なのですか?
衣をつけずに鶏の手羽を揚げ、甘い醤油ダレとたっぷりの黒こしょうをまぶしたもので、名古屋を代表する酒のつまみです。
名古屋コーチンとは何ですか?
放し飼いで育てられる高級な鶏の品種で、歯ごたえのある締まった肉と、非常に濃厚な黄金色の卵黄が特徴です。
味噌煮込みうどんとは何ですか?
非常にコシの強い生のうどんを、濃厚な赤味噌とかつおだしのスープが煮立つ土鍋で直接煮込む料理です。
加賀料理とは何ですか?何が特別なのですか?
金沢の優雅な伝統料理です。京都の洗練された見た目の技法と、北陸沿岸の豊かで新鮮な魚介を組み合わせています。
金沢のかぶら寿司とは何ですか?
塩漬けのかぶにブリをはさみ、米麹で発酵させた、甘酸っぱく濃厚な冬の味覚です。
金沢カレーとは何ですか?普通の日本のカレーとどう違うのですか?
非常にとろみが強く色の濃い濃厚なカレーを、ステンレスの舟形の皿に盛ったご飯にかけたもので、一般的にカツと千切りキャベツがのります。
金沢ラーメンとは何ですか?
一般的に、魚介と鶏のうま味を合わせた濃厚で甘めの醤油スープに、食べ応えのある縮れ麺を合わせたラーメンです。
石川はどんな魚介類で有名ですか?
石川沖では、上質なズワイガニ、甘えび、そして非常に珍重されるのどぐろがとれます。
岐阜の飛騨牛とは何ですか?
日本アルプスの澄んだ空気と水の中で育てられる黒毛の牛で、非常にやわらかく霜降りの多い和牛になります。
岐阜の朴葉すしとは何ですか?
酢飯、サケ、山菜を大きな朴葉で包んだもので、食べ物を保存するとともに素朴な香りを添えます。
静岡のうなぎ文化とは?
静岡の浜名湖は、日本のうなぎ養殖の先駆けとなった場所です。この地の料理人は、関東風(蒸す)と関西風(パリッと焼く)の両方の方法で上質なうなぎを焼きます。
富士宮やきそばとは何ですか?
コシのある蒸し麺を豚の肉かすとキャベツと一緒に炒め、いわしの削り粉をかけて独特のうま味を加えた料理です。
新潟はどんな食べ物で有名ですか?
新潟は日本一のコシヒカリ、上質な日本酒、新鮮なズワイガニ、そしてへぎそば(海藻をつなぎにしたそば)などの郷土の名物が自慢です。
福井の越前がにとは何ですか?
非常に珍重されるズワイガニです。この贅沢で甘いカニは、皇室に献上されることで有名です。
新潟はどんな米で有名ですか?
南魚沼産コシヒカリです。日本では、国内で最もおいしく、もちもちとして甘い高級米のブランドとして広く認められています。
中部地方で有名な伝統的なお菓子は何ですか?
名古屋のういろう(甘い米粉の蒸し菓子)、山梨の信玄餅(きな粉をかけた餅菓子)、金沢の金箔を使ったお菓子をぜひ試してみてください。
中部で食を楽しむのに最適な季節はいつですか?
冬は最高のズワイガニ、ブリ、温かい鍋料理が楽しめ、秋は新米、日本酒、天然のきのこが味わえます。
名古屋の味噌はほかの日本の味噌と違うのですか?
はい。名古屋は「八丁味噌」が特徴で、大豆だけで作り何年も熟成させる、非常に色が濃く、どっしりとして香りの強い赤味噌です。
山梨の有名な果物は何ですか?
山梨では日本一の桃とぶどうが栽培されており、ぶどうからは国際的にも評価の高い素晴らしい地元ワインが造られています。
山梨のほうとうとは何ですか?
幅広の平たい小麦の麺を、かぼちゃや季節の野菜と一緒にボリュームのある味噌汁で煮込んだ料理で、冬に体を温めてくれます。
静岡はなぜ緑茶で有名なのですか?
静岡は日本一の緑茶の生産量を誇ります。農家は霧が多い富士山の火山性の斜面で、質の高い茶葉を栽培しています。
富山ブラックラーメンとは何ですか?
非常に色が濃く塩辛い醤油スープに黒こしょうをたっぷり効かせた、もともと肉体労働者の栄養補給のために考えられた濃い味のラーメンです。
中部にはベジタリアン向けの料理はありますか?
はい。長野や福井では僧侶が精進料理(仏教の菜食料理)を極めており、山菜や、たんぱく質豊富で繊細な豆腐料理が並びます。











