素麺(そうめん)

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米は多くのアジア諸国における主食です。どの家庭にも必ずと言っていいほど米袋が置いてあります。しかし、これらの国々の多くは麺類の消費量も多く、実際、米と並ぶ主食ともいえます。日本も同様で、さまざまな種類の麺があります。主なものとして、うどん、焼きそば、そうめん、そばなどが挙げられます。

日本の麺を詳しく見る

日本には多くの種類の麺があります。その消費頻度は非常に高く、特定の「この時間に食べるもの」という決まりはありません。麺類は多くの人にとって手軽に食べられる食品です。中でもラーメンは、間違いなく最も人気のある麺の一つでしょう。ここでは、日本にどのような種類の麺があるのかを取り上げ、それぞれの違いを見ていきます。

ラーメン

まず最初に挙げられるのがラーメンです。細い麺であるため、濃厚な豚骨スープとの相性が抜群です。世界的にも有名なラーメン店としては、一蘭ラーメンや蔦ラーメンなどがあります。

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そば

次はそばです。そば粉から作る麺で、ラーメンと同じように比較的細いのが特徴です。お店では、つゆにつけて食べる冷たいそばや、温かい汁そばとして提供されます。渋谷の「福田屋」は、そば料理で広く知られる名店のひとつと言えるでしょう。

うどん

3つ目はうどんです。小麦粉から作る太い麺で、他の麺類に比べて色はやや白く、もちもちとした食感があります。うどんは、あっさりとしただし醤油ベースのつゆで食べるのが最も一般的です。

そうめん

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4つ目はそうめんです。非常に細い麺で、夏場に特に人気があります。お店では冷たいそうめんとして提供され、温かいつゆを添えることもよくあります。また、お祭りや季節の行事などでもよく振る舞われます。

焼きそば

焼きそばも、日本の麺料理として人気の高い一品です。見た目はラーメンの麺に似ており、小麦粉から作られている点も同じです。

しらたき

続いてはしらたきです。別名「こんにゃく麺」とも呼ばれます。しらたきはカロリーがほとんどないため、ダイエット中の人に最適です。細く半透明で、こんにゃく芋から作られます。

ひやむぎ

最後にひやむぎです。そうめんはひやむぎよりも少し細く、ひやむぎはうどんに似ていますが、うどんよりやや細いのが特徴です。

そうめんの歴史

ここからは、そうめんについてさらに詳しく見ていきましょう。前述したように、そうめんは細い麺で、ゆで時間も短く調理が簡単です。手軽で、夏の定番の「ソウルフード」として親しまれています。

そうめんの歴史は、日本古代史の最後の時代区分である平安時代までさかのぼります。この時代は794年から1185年ごろまで続きました。当時、「索餅(さくべい)」がそうめんの原型だと考えられています。

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索餅(さくべい)

索餅は、かつて貴族だけが口にできた高級なお菓子でした。古代の人々は、米粉、塩、小麦粉、水を混ぜ合わせて生地を作り、それをこねてロープ状に成形して索餅を作りました。

蒸し餅(こもち)

その後、唐の使節によってこの「こもち」が桜井市にもたらされたと言われています。「こもち」は宮中で食される特別な料理で、高位の官人だけが口にすることを許されました。

素麺

そうめん

「そうめん」という名称が使われ始めたのは江戸時代になってからです。その後、庶民の間にも広く普及しました。多くの人々に好まれ、大ヒット商品となったのです。当時はまだ醤油が一般的ではなかったため、そうめんに風味を加えるために塩や梅が用いられていました。

近年では、そうめんはお中元として贈られることも多くなっています。また、製造工程で油を使わないなどのバリエーションもあります。

七夕とは?

そうめんの日は毎年7月7日に祝われます。この日は「七夕祭り」とも呼ばれます。天平勝宝7年(755年)に、称徳天皇(孝謙天皇)がこの行事を取り入れました。のちに江戸時代になると、人々はこの行事にお盆の要素を取り入れ、現在の七夕祭りの形になったと言われています。

歴史学者たちは、そうめんの原型は「七夕(しちせき)」の儀式で供えられた供物の一つであったと考えています。人々は嵐から作物を守ってもらえるよう神に祈りました。さらに、そうめんの細い糸には、無病息災を願う意味も込められていると考えられています。

そうめんの特徴

植物油を主な材料のひとつとして使っているにもかかわらず、そうめんには独特の香りがあります。麺の色は淡い白色で、ほかの麺類と比べるととても細いのが特徴です。製造過程では、生地を寝かせては延ばす作業を繰り返し、この細さを実現しています。特に重要なのは、麺同士がくっつかないように少量の植物油を加えることです。

そうめんにも賞味期限があります。その長さは製造方法によって異なりますが、一般的には約6か月から最長6年ほど保存できるとされています。

そうめんは健康に良い?

基本的に、そうめんは炭水化物食品です。炭水化物は私たちの体の主なエネルギー源です。しかし、この炭水化物は運動などで消費してはじめてエネルギーとして使われます。消費されなかった炭水化物は脂肪として蓄えられ、やがて体重増加につながります。

そうめんは適量にとどめて、余分な炭水化物はランニングなどでしっかり消費するようにしましょう!

そうめんのゆで方

boiling soumen

そうめんはとても細い麺なので、調理にかかる時間はわずか数分です。手軽に作れることから、家庭でもよく食べられています。ここからは、そうめんをおいしくゆでるコツを紹介します。

STEP
お湯を沸かす。

そうめん100gに対して、少なくとも1リットルのきれいな水を用意します。しっかり沸騰させてから麺を入れましょう。

STEP
菜箸の準備を!

麺同士がくっつかないように、木製の箸で軽くかき混ぜます。およそ2分ほど弱火でゆでてください。

STEP
湯をしっかり切る。

ざるを使って、余分な湯をていねいに切ります。そのあと、流水でよく洗って麺を冷ましましょう。

これで完成!そうめんがすぐに出来上がりました。あっという間なので、お気に入りのテレビ番組も見逃しません。

日本三大そうめん

そうめんの発展は、日本各地のさまざまな都道府県へと広がりました。そのため、いくつかの地域には独自のそうめんブランドがあります。

兵庫県「揖保乃糸」

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「揖保乃糸」はたつの市が発祥です。熟練の職人が生地を手作業でねじりながら細く延ばし、その形はまるで縄のようになります。揖保乃糸はほかのものよりコシが強く、歯切れのよい食感が特徴です。

奈良県「三輪そうめん」

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奈良県の三輪市は、三輪そうめんの主な産地です。麺が細くなればなるほど高価になります。最高級品は直径約0.3mm〜0.5mmほどと言われています。

奈良には「流しそうめん」と呼ばれる伝統があります。家族が集まり、半分に割った竹を使って三輪そうめんを食べる行事です。竹の上から麺を流し、下の方でつゆを入れた器で受け止めて食べます。

香川県・小豆島そうめん

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香川県といえばうどんが有名ですが、独自のそうめんも生産しています。小豆島そうめんは、一般的な植物油ではなくごま油を使って麺をのばすため、色がやや黄色がかっているのが特徴です。風味も少し異なりますが、れっきとしたそうめんの一種です。

そうめんはいつ食べる?

多くの人は寒い季節に麺類を食べるのが一番だと言いますが、そうめんは少し事情が違います。この種類の麺は、夏の季節にこそ最もおいしく楽しめます。そう、6月から9月の時期です。冷やしたそうめんをかつお出汁のつゆにつけて食べると、暑い日にはとてもさっぱりとして爽快です。

そうめんが食べられるお店

そうめんは、地元の人たちが家庭でよく食べる「ソウルフード」です。調理がとても簡単な日本の麺類なので、多くの人は家で気軽に食べています。また、家族が食卓を囲むことを大切にする習慣もあります。もちろん、飲食店でそうめんを味わえば、さまざまな味のバリエーションや特別な体験を楽しめます。

あわよいち丁(Awayo Ichicho)

あわよいち丁は、東中野駅から徒歩3分ほどの場所にあります。徳島県名産の「半田そうめん」を提供する専門店です。かつお出汁を使ったつゆは、やわらかな麺との相性が抜群です。あわよいち丁は、特に夏の季節に人気の高いお店です。

住所:東京都中野区東中野1-58-11 セリタビル1F
電話番号:0333637234

季節料理 すし宿

この店は柴崎駅からとても近く、見逃す方が難しいほどの立地です。季節料理 すし宿は、駅から徒歩5分ほどの場所にあります。ただし、この店は一年中営業しているわけではありません。通常、営業は6月30日から9月30日までの夏季限定です。また、来店前には予約が必要です。営業期間中は多くの人が訪れるため、この予約ルールはかなり厳格に守られています。

住所:東京都調布市菊野台2-4-2
電話番号:0424833053

そうめん 早川(Soumen Hayashi)

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そうめん早川は、品川区役所のすぐ近くにあります。そのため、多くのオフィスワーカーがよく利用しています。夏の季節には冷たいそうめんを提供しています。

また、兵庫県の本場の味を誇る「揖保乃糸」でもよく知られています。そうめん早川では、そうめんのほか、サラダや日本酒、惣菜とともに楽しむこともできます。

住所:東京都品川区大井1-16-2 ブリリア大井町ラヴィアンタワー1F
電話番号:0337736360

まとめ

そうめんの魅力は、その柔軟さにあります。暑い季節には冷やして食べるととても爽やかで、寒い日には温かい汁と一緒に楽しむこともできます。味わいの良さと長い歴史を持つことから、日本を代表する麺類の一つと言えるでしょう。

次に日本を訪れるとき、そうめんを食べてみませんか? もし「食べてみたい」と思ったら、この投稿をFacebookでシェアしてください!

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