人気のある日本料理といえば、どんな料理が思い浮かびますか?寿司、たこ焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉など、よく知られていておいしい料理は数えきれないほどあります。しかし今日は、日本のコンビニやスーパーならどこでも手軽に見つけられる「おにぎり」をご紹介します。おにぎりは多くの人に愛されてきた定番の食べ物です。 「おにぎり」という呼び名のほかに、「おむすび」という言葉をどこかで耳にしたことがある方もいるでしょう。どちらが正しい言い方なのか疑問に思ったことがあるかもしれません。 そこで今回は、おにぎりの起源や作り方、そしてもちろん「おむすび」との違いについて解説します。
おにぎりとは
おにぎり(お握り/御握り)は、おむすび(お結び)や、にぎりめし(握り飯)、ライスボールとも呼ばれ、白米を三角形や円筒形に握り、のりで包んだ日本の食べ物です。日本人は手のひらに収まるように作りました。持ち運びやすく、手でそのまま食べられることから、古くから現代に至るまで、日本では携帯食や弁当として大切にされてきました。
もともとは、余ったご飯を保存する手段、あるいは携帯食として生まれたおにぎりは、やがて日常の食事として急速に広まり、現在ではコンビニやスーパーでも広く販売されています。
最初のひと口:完璧な三角形
包装を開けながら、のりを最後の瞬間までパリッと保ち、ご飯と分けておけるよう、説明書どおりに慎重に操作しました 。最初のひと口は新鮮なのりの心地よいパリッとした食感があり、そのあとにやわらかく、ほどよく味付けされたご飯が続き、さらに中から旨みのある具が隠れて現れました 。正直、食感がこんなふうに重なっていくとは思っていませんでした。
中の味わい
鮭はほろほろとほどける食感で、塩気もちょうどよく、きつすぎませんでした 。でも一番驚いたのは、卵黄ソースのタイプです。濃厚でクリーミーで、深い旨みがあり、ひと口ごとに贅沢な気分になりました 。コンビニの食べ物が本当にこんなにおいしいのかと思いましたが、専門店はさらにその上をいき、ふっくらしたご飯、上質な越前塩、縁からこぼれるほどたっぷりの具材が魅力です 。中には具がたっぷり詰まっていて、どのひと口でも必ず具材の味を感じられるものもあります 。
語源

広辞苑では、「おにぎり」は「にぎり飯(飯をにぎって丸めたもの)」として説明されています。「にぎりめし」を引くと、「おむすび」や「にぎりめし」は 「焼き飯」を意味すると記されています。 また、邪気を払うという意味の日本語「おにぎり(鬼切り)」に由来して、米のかたまりが「おにぎり」と呼ばれるようになったという説もあります。
なぜ三角形なの?

「最もよく知られている説は、山の形を模しているというものです。」昔の人々は「神は山に宿る」と信じるようになりました。あるいは「神が天から地上に降りてくるとき、まず山の頂に降り立つ」とも考えられていました。やがてこれは「山そのものが神」という考え方になり、山の形は神の形でもある、という意味合いを持つようになったのです。
では、なぜご飯を山(=神)の形にしたのでしょうか。ここで重要なのが、米のかたまりを指す別の呼び名「おむすび」です。語源は「結ぶ(むすぶ)」にあります。「結ぶ」には、友好関係や同盟を結ぶといったように、「つながり」や「強い絆を結ぶ」という含意があります。つまり、三角形に囲まれることは、神と「つながる」ことを意味するのです。
おにぎりの歴史

最も古いおにぎりは、弥生時代にさかのぼるといわれています。石川県の「チョノバタケ遺跡」で「日本最古の握り飯」が発見されたことが、その根拠とされています。
弥生時代中期〜後期
石川県の旧鹿西町(現在の中能登町)で、握り飯の形をした炭化米塊が発見されました。もち米を蒸したのち、二次的に焼いたものだとされています。
奈良時代初期
元明天皇の勅命により編纂された風土記の一つ『常陸国風土記』に、「にぎりい」についての記述があります。
平安時代
貴族は宴の際、屯食(とんじき)と呼ばれる蒸したもち米を使用人に振る舞いました。また、兵士の携帯食としても用いられていたといわれています。
鎌倉時代初期
承久の乱の際、鎌倉幕府方の武士に「梅干し入りのおにぎり」が配られたといわれています。これが梅干しが全国に広まった理由だとされています。さらに鎌倉時代末期には、うるち米(非もち米)も導入されました。
戦国時代
おにぎりは兵糧として優れていました。薄引き菜、または「才飯(さいめし)」の握り飯が、米を使って頻繁に作られていました。豊臣秀吉が天下統一を果たした後は、赤米や黒米より収量の多い白米が普及していきました。
江戸時代
江戸時代にのりの養殖技術が発達し、江戸前(東京湾)でのりの養殖が始まりました。採れた海藻は「浅草のり」として名を知られるようになり、日本の製紙技術を用いて四角い紙状に加工されました。
地元の人々は、この種類の海藻が栄養豊富で、おにぎりを包むときにご飯が手にくっつきにくくなるという利点があることを学びました。携帯に便利な食事であるおにぎりは、新しい技術や工夫によって時代とともに進化してきましたが、今でも人気の携帯食であると同時に、日本では日常の“ほっとする”食べ物として大切にされています。
おにぎりのレシピ

おにぎりの材料
| 2人分のおにぎりの材料 | 分量 |
|---|---|
| ご飯 400g | 400g |
| ツナのオイル漬け | 50g |
| マヨネーズ | 28g |
| 醤油 | 28g |
| のり(5×10cm) | 20g |
おにぎりの作り方
ボウルにツナのオイル漬け、マヨネーズ、醤油を加えて混ぜます。
ラップの上にご飯の1/4を広げ、その上に具の1/4をのせて包み、三角形に形を整えます。この工程を繰り返します。
のりで包み、しそを敷いたお皿に盛り付けます。
マヨネーズの量はお好みで調整してください。具は中央に入れ、材料がはみ出さないように押さえて握ります。
日本のいくつかの都道府県にあるおにぎり
東京
梅干しおにぎり

Umeboshi(梅干 または 梅干し)は、直訳すると「乾燥した梅(dried ume)」または「乾燥したプラム(dried plum)」を意味し、梅の実で作られる最も人気の高いtsukemono(伝統的な漬物)の一つです。
福岡
明太子むすび

辛子たらこ、すなわちkarashi mentaikoの最も人気のある食べ方の一つは、おにぎり(日本語ではonigiri。omusubiやmusubiとも呼ばれます)の具として入れることです。
沖縄
ポークたまごおにぎり

沖縄おにぎりの人気のバリエーションには、スパムのスライスと目玉焼きを、ご飯の塊にのせて海苔で巻いたものがあります。
おにぎり vs おにぎらず

おにぎりは、白米を三角形または円筒形に握り、海苔で巻いたものです。一方、onigirazuは「寿司サンド」とも訳される寿司で、「形作らない」という意味があります。日本のライスサンドのようなおにぎらずは、大きな海苔をまな板の上に置き、四角くご飯を広げ、好みの具材をのせ、さらにご飯を重ね、海苔で包んで作ります。
おにぎりとおむすびの違い

形の違い
「おにぎりの神」にも少し関係しますが、古代日本では人々が神々におにぎりを供えていたといわれています。また、三角の山のような形のおにぎりは、古くから山が神と結びつくという風習があったため「おむすび」と呼ばれた、という説もあります。一方、おにぎりは特定の形に限らず、握り飯から「おにぎり」という名前に変化したとされています。三角形や俵形など決まった形があるわけではなく、具を入れた握り飯を指します。
地域差
主に東日本ではおにぎりを「おむすび」と呼び、関西では「おにぎり」と呼ばれていました。ただし、東日本では「おにぎり」、西日本では「おむすび」と呼ばれていた、という説もあります。
おにぎりに向くお米

粒立ち、適度な硬さ、口どけ、耐久性の観点では、山形県産の「つや姫」が4項目すべてでトップでした。ただし、つや姫の評価は人によって異なります。「コシヒカリ」好きの人は、つや姫は味が強すぎるため好まないことがあり、コシヒカリが好きな人は「にこまる」も好む傾向があります。「つや姫」は粒立ちが際立つ一方で、「にこまる」は比較的甘みと風味が強いのが特徴です。
おにぎりはどこで買える?
ぼんご(ぼんご)

創業60年の老舗が手がけるおにぎりは55種類。毎日通っても飽きずにおいしいおにぎりが食べられる人気店です。鮭、明太子、焼きたらこなどの定番具材に加え、つぶ貝サラダや卵黄の醤油漬けといった少し珍しい具材もあります。
宿六(浅草宿六)

1954年創業。日本最古のおにぎり専門店として知られていましたが、近年はミシュランガイド(Michelin Guide Tokyo 2019)に掲載された初のおにぎり専門店として話題になり、さらに人気が高まっています。お店では大釜で炊いたコシヒカリを、香り高い江戸前海苔で包み、丁寧に手握りしています。中の具材も日本各地から厳選されたものです。
丸豊(おにぎり屋 丸豊)

丸豊は海外からの観光客にも大人気のおにぎり店です。テイクアウト専門ですが、お米は新潟県産コシヒカリを使用し、明太子、焼きたらこ、昆布、すじこ、いくら醤油漬けなどの定番に加え、海老天や、塩昆布ホタテ、アジ焼きなどもあります。さらに、おぼろ昆布、サーモンハラス、うなぎ、あさり、魚の塩漬けなど、築地ならではの海鮮おにぎりも魅力です。
まとめ

おにぎりは日本では寿司よりも一般的です。さらに、日本の文化においておにぎりを作ることは愛情の象徴でもあります。日本人の「ソウルフード」といえば、おにぎりかもしれません。おにぎりがこれほど好かれている理由の一つは、自由に具材や味をカスタマイズできる手軽さです。また携帯性にも優れており、さっと食べられる食事としても、ピクニックや電車に持っていくのにも便利です。結論として、多くの日本の栄養士は、放課後のおやつとして飴やポテトチップスよりもおにぎりを子どもに出すことを勧めています。
おにぎりが好きなら、TenmusuやOnigirazuなど、ほかのrice ball料理もぜひ試してみてください。
おにぎり(日本のライスボール)FAQ
おにぎりとは何ですか?
日本のライスボールです。一般的には三角形に握り、海苔で包みます。
おむすびと同じものですか?
はい。地域や家庭の習慣によって呼び方が異なり、日本ではどちらの名称も同じ意味で使われます。
どうやって食べますか?
素手で持って、そのままかじります。箸やフォークは必要ありません。
中には何が入っていますか?
中心には、焼き鮭、梅干し(umeboshi)、ツナマヨネーズなど、塩気のある具材を詰めます。
なぜ海苔で包むのですか?
海苔(nori)はご飯が指にくっつくのを防ぎ、豊かな旨味も加えてくれます。
なぜコンビニのおにぎりの包装はあんなに複雑なのですか?
工夫されたプラスチック包装によって、湿ったご飯と海苔を分けて保てるため、開けるまで海苔がほどよくパリッとした状態のままになります。
温めたほうがいいですか?
通常は常温で食べますが、コンビニでは店員さんが電子レンジで温めるかどうかを聞いてくれることもよくあります。
「焼きおにぎり」とは何ですか?
料理人はおにぎりに醤油や味噌を塗り、外側がカリッとして香ばしくなるまで焼きます。
なぜ三角形なのですか?
三角形は手のひらにぴったり収まり、とても成形しやすく、詰めやすい形です。
ヴィーガンですか?
具材によります。梅干しや塩昆布の具は、ヴィーガンにぴったりの選択肢です。
グルテンフリーですか?
白米と海苔にはグルテンは含まれませんが、多くの具材には醤油が使われるため、必ず中身を確認してください。
どのくらい新鮮さが保てますか?
その日のうちに食べるのが良いでしょう。冷蔵庫に入れるとご飯が硬くなり、食感が悪くなります。
家で作れますか?
はい。手を濡らし、手のひらに塩をすり込み、温かいご飯をやさしく押し固めるだけです。
おやつですか、それとも食事ですか?
どちらとしても楽しまれています。手軽にエネルギー補給できるおやつにも、軽い朝食にも、昼食の主役にもなります。
なぜ梅干しを使うのですか?
強い酸味の梅が味にパンチを加えるだけでなく、ご飯のための天然の抗菌作用を持つ保存性も担います。
















コメント